由美のヨーロッパ探訪記-住宅・生活あれこれ

アイルランドのスーパーで買い物していると、なんと光が丘のつるかめランド（元タネキン）で売られていたものを発見。つるかめランドに「TESCO」と書かれた商品が何点か、時々売られているのをご存知ですか？なんとTESCO（テスコ）はイギリスの最大手小売業で、今年のアメリカ流通雑誌STORES発表での小売業世界ランキングで4位（データは2006年）の企業なのです。ちなみに1位がアメリカのウォルマート、2位がフランスのカルフールでランキング表を参照してください。

左がテスコ製品、右がケロッグ製品

つるかめランドにも、このようなクッキーがありました。

そしてつるかめランドはテスコジャパンのディスカウント・スーパー部門なのです。数年前にタネキンがつるかめランドに変わったのは、そのような背景があったのですね。厳密にはもう少し買収話が複雑なのですが・・・。 アイルランドでは主に2社のスーパーマーケット、イギリスTESCOとアイルランド企業のDUNNES（ドンズ）が競い合い、そこにドイツの格安スーパーLidl（ランキング10位）とAldi（11位）の2社が参入して東欧諸国からの移民などを対象に顧客獲得に必死です。これらのスーパーは安いのですが、商品がドイツ系のもので全く異なるのと品数がTESCOには劣るので、私はTESCO派です。つるかめランドで買い物していた私には、同じ家系のものに自然と足が行くのでしょうか。

私が覚えているのは、つるかめランドにTESCOのクッキーとインスタントスープ、そしてシリアル系のミューズリーが売られていたことです。クッキーも買って食べてみましたが、なかなか美味しかったです。もし皆さんがTESCO製品を見つけたら、ちょっと手にとってパッケージだけでも見てみてくださいね。