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由美のヨーロッパ探訪記-住宅・生活あれこれ

 

由美のヨーロッパ探訪記No.11 「アイルランド生活5つの驚き!(番外編:飛鳥IIダブリンへ寄港)」

外国で暮していると、あらゆることを日本と比較してしまいます。今回は日常生活で感じた日本との違いを5つご紹介します。番外編として豪華客船・飛鳥IIのダブリン寄港についてもレポートいたします。

1.水道代金はなんと無料
 
人口420万人に対して降雨量が非情に多い国なので水道代は無料です。アイルランド人は節水という言葉を知らないのでは?と思えるくらい水を使います。シャワーやお湯の水圧はかなり悪いので、総合的に見れば水道使用量は日本人と同じくらいかもしれません。この水道代無料は賛否両論です。水道代を払う代わりに、割高なガスや電気代を安くしてほしいとの意見が強いようです。また、環境を考えれば水が豊富だろうと節水は大切ですね。

 
2.第一公用語はアイルランド語(ゲール語)と英語の2つ
 
二つの言語が同等の地位にあるため、道路標識、公的なパンフレット・説明書などは2ヶ国語表記です。日常用語としてはほとんどが英語を使いますが、小学校から必修科目でアイルランド語を学習します。国営放送局RTEは1日に4回ニュースを放送していますが、そのうち1回はアイルランド語のみのニュースとなっています。日常的なアイルランド語話者の減少は、民族の伝統という観点では深刻な問題となっています。

 
3.夏至の頃は夜11時まで明るい!
 
3月末にサマータイムになると一斉に時計を1時間早めます。翌日には時間の切り替えを忘れ、飛行機や鉄道に乗り遅れる人が毎年いるようです。5月から7月は夜10時過ぎまで明るく、夏至はなんと11時頃まで。北欧の白夜ほどではありませんが、やはり日本人には最初は慣れないものです。小さい子供達に日本の感覚で「お日様が沈むまでには帰ってきなさいね」と言うならば、帰宅は夜10時になってしまいますね。

 
4.車のナンバープレートには製造年を記載
 
車のナンバープレートを見れば、いつその車が製造されたのかひと目でわかります。写真では、左から欧州連合のマークにIRL(アイルランド)と国が記載され、02とは2002年製、真ん中のアルファベット略語(KE)は車両登録された市町村コード、続いて4桁または5桁の番号となります。  
車のナンバープレート例

車のナンバープレート例

また、KEの上には小さく市町村名が書かれていますが、これはアイルランド語での正式名になります。この製造年記載は古い車を乗っている人にはちょっと恥ずかしいという意見もあるようです。

 
5.国立病院は無料、私立病院は全額負担の差
 
ヨーロッパの福祉制度が優れているのは有名ですが、アイルランドの医療費も国立病院であれば無料です。通常は予約制で予約を取るのに3ヶ月ほど待つこともあります。とは言っても、事故や緊急オペのような非常事態なら最優先されます。では、誰が私立病院で全額払うの?ということになりますが、やはり社会的ステータス、食事の良さ、病室の良さで選ぶ人もいるのです。私立病院側としては医療システムと優れた医師スタッフの差を強調していますが、公私の病院の区別は少し複雑で、国立病院の一室を借りて私立病院医師として働きながら、同じ場所で木曜は国立病院医師として働く医者などいるのです。医療保険システムは日本とは異なり、民間企業の「○○保険会社の1年医療プラン」など原則は個人で加盟します。プランによっては私立病院の医療費の全額を保険がカバーします。


番外編 〜豪華客船の飛鳥II、ダブリンへ寄港〜

6月1日(日曜日)、午前7時に郵船クルーズの飛鳥IIがダブリン港に寄港しました。4月5日からの世界一周102日クルーズのちょうど半分を過ぎたところでした。この船には、すまいる情報創業者ご夫妻が搭乗しているということで、ダブリン港で待ち合わせをしました。ダブリン港に近づくと飛鳥IIだけが極めて大きく、ひと目でわかりました。何とも嬉しいことに、私がダブリンを案内する前に、ご夫妻に船内を案内していただきました。船に入れるとは思ってもいなかったので、本当にラッキーでした。5万トンの大きさの船内は、まさに動く最高級ホテル!ロビーの豪華さはもちろんのこと、映画館、ショールーム、ダンスホール、バー、ラウンジ、フィットネスセンター、そしてテニスコートまで完備され、レストランは和食・洋食・バイキング式・ティータイム用のカフェなど、船内にいるとは思えないほど驚くことばかりでした。食事は1日3回のうえに、軽食が常時用意されているそうです。また、乗組員のサービスがすごく良く、笑顔を忘れない接客のお手本のようでした。

 

すまいる情報創立者ご夫妻と飛鳥IIの前で

すまいる情報創業者ご夫妻と飛鳥IIの前で


ティータイムにゆっくりくつろげるラウンジ
ティータイムにゆっくりくつろげるラウンジ

今回のクルーズは、横浜を出港しアジア周りでヨーロッパに入り、アメリカを渡って日本帰着というコースです。次の寄港地ニューヨークまでの1週間は大西洋を渡る船上ライフとなりますが、エンターテイメントが豊富なため飽きることはないそうです。
その翌日、イギリスのBBCニュースでは「さよならクルーズ船、クイーン・エリザベス2号」のニュースが話題となっていました。英・エリザベス女王がお別れのセレモニーに参加され、20世紀後半を代表した客船が引退しました。飛鳥IIは日本を代表する客船として2年前に就航し、日本人の憧れの客船です。2日間の出来事で、世界のクルーズ業界での新旧入れ替りを感じるとともに、夢を与えてもらいました。

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